ついつい考えすぎちゃって

主婦けろりが家事育児の中で探求したものを記録していくブログ

乳頭混乱になりにくい哺乳瓶は?あわてて探した結果


2016年当時、私が入院した病院は母子同室で母乳育児を推進していました。わたしは無知な妊婦で、赤ちゃんが生まれたらおっぱいは自然に出るようになって「退院する頃には飲ませられるようになる」と信じて疑いませんでした。いやぁ、甘かったね!!(笑)

 

低体重児にギリギリならないくらいで生まれてきたちびこ。生理的体重減少があるとはいえこれ以上は下がらないようにと助産師さんに助言をいただいていたので、体重の減りが大きかった2日目からはミルクを足しながらの授乳でした。もちろん退院が近づいてきても、順調に飲めるようになってもうミルクはいらないね、なんてことになるはずもなく、ベッドの上で慌てて哺乳瓶やミルクについて検索し始めました。

 

 

 

哺乳瓶を探せ

乳頭混乱がこわくて

初日に助産師さんに見てもらって「乳首が短め」と言われたことや、3日目で胸が張ってしまったためにうまくくわえられず口に含んですぐ泣きだす姿を見ていたことから、乳頭混乱(赤ちゃんが哺乳瓶からしか飲まなくなり母乳を拒否すること)をとにかく恐れていました。産院の哺乳瓶は乳首が長くてすごくくわえやすそうでゴクゴク飲んでいたし。そこで、なるべく短い乳首の哺乳瓶はないか、乳頭混乱にならずにミルクを飲んでもらえる哺乳瓶はどれなのか探しました。

結果的には扁平乳頭に近い形状の哺乳瓶用乳首はありませんでした。

最強母乳外来のススメ

乳頭混乱で検索したどり着いたのがコチラのサイト

bonyuugairaitosyokan.cocolog-nifty.com

授乳中の親子の実例と解決策が豊富で、夢中になって過去記事を漁りました。そんな中「母乳相談室の哺乳瓶は頑張って吸わないとミルクが出てこず、お母さんのおっぱいを吸う感覚に最も近い」「やむを得ず直母ができない場合に使っても、乳頭混乱を起こすことは少ない」との記載があり藁にもすがる気持ちで購入しました。(本当は記事に直接リンク貼ろうと思ったんですが過去記事が膨大すぎて見つけられず終い)

ちなみにこの「最強母乳外来」帰宅してからわたしのバイブルになっていくのですが

その話はまた今度。

「母乳相談室」を実際に使ってみて

ちびこが飲んでいる姿を見ると、黙っていては出てこないというか力を入れて吸わないといけない様子でした。また、産院の哺乳瓶と比べると飲み切るまでの時間が長く感じました。評判どおり”飲みづらい”哺乳瓶だったようです。

2か月まで2割は哺乳瓶でミルクを毎日あげており、それ以降は基本母乳で時折哺乳瓶でミルクをあげるという使い方でしたが、その間ちびこがわたしのおっぱいを嫌がったり、哺乳瓶を欲しがったりすることは一度もありませんでした。逆に哺乳瓶の乳首を嫌がるということもありませんでした。

振り返ってみると、結果的にちびこは乳頭混乱を起こさなかったといえると思います。

補足

「母乳実感」と間違わないよう注意

同じピジョンが作っているシリーズで「母乳実感」という商品があります。名前はよく似ているのですが性能的には真逆なようです。母乳実感シリーズの乳首はむしろ弱い力でも飲みやすく楽に飲めるという口コミが多かったです。

乳首は1種類

乳首のサイズはSSサイズしかありません。そもそもこの哺乳瓶は、桶谷式の母乳相談室で、赤ちゃんが生まれて間もないときに病気などでどうしてもお母さんの乳首をくわえさせられない場合に、授乳の訓練用に使うよう作られたもの。母乳相談室での指導は、完全母乳での授乳が前提にあるので長期に渡って使うことは考えられていません。

乳首が合わなくなったとき次の選択肢がないのは人によっては困るかな、と思います。

実店舗では買えない→母乳実感との互換性を生かす

母乳相談室の哺乳瓶は量販店では取り扱っておらずデザインや材質は一択。急に割れてしまった、ビンが小さくなった、もっとかわいいデザインがよかった、という場合には困るかもしれません。でも大丈夫!実は「母乳相談室」と「母乳実感」は互換性があるんです。つまり、母乳実感の瓶+母乳相談室の乳首という使い方ができます。しかも母乳実感はピジョンの主要シリーズなので、どのドラッグストアにもほぼ必ず置いてあるし、カラーやデザインも豊富です。

ミッキーや

北欧風

動物柄

など様々な種類があります。母乳相談室の乳首を購入すれば、かわいいデザインで乳頭混乱しづらい哺乳瓶として使うことができます。

ちなみに私の場合は、母乳実感の哺乳瓶を1本持っていたので母乳相談室の乳首を1つ単品で買い足しました。母乳実感に付いていた乳首は「薬を飲む専用」にしました。いぶかしがって吸いが弱くても飲んでもらえたのでとっても助かりました(笑)